伝統工芸の市松人形に絹毛を植えています。
工房では、伝統の市松人形に絹毛を植えています。
切りそろえた毛先に糊を付けています。
絹毛は、化繊とは違いクセが付いておりますので、良くとかして揃えることにとても時間が掛かります。
このような地味な仕事ですが、実はとても難しく、初めの頃はバラバラになり植えることもできないほどです。
天然素材を使用して、伝統工芸により一カ月ほど制作をしてきたお顔です。
丁寧に絹毛を植え、糊が乾いたらカットしてお顔は完成します。
胴と合わせ、着物を着せるまでにはさらに時間が掛かりますが、かわいいお人形ができあがりそうなので楽しみです。
- 投稿日時:2020.8.25 18.00.22 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/20381
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