雛人形の耳の表現をしています。伝統工芸のお顔制作です。
今日の岡崎は、天気も良くとても過ごしやすい一日でした。
工房での雛人形のお顔制作です。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせ、細い筆先で取り、耳を表現する仕事をしています。
現代の石膏頭のお顔は、シリコンの型を使用することにより初めから耳も表現された状態で型抜きをすることができますが、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)のお顔は、職人が一つ一つ耳を表現しております。そのような部分でも、伝統工芸のお顔は時間と手間が掛かっています。
一工程ずつ進むにつれて、お顔がどんどん良くなっていくことが一番理想ですね。
- 投稿日時:2020.11.16 18.03.25 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/22376
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