伝統的工芸品のひな人形のお顔をつくっています。中塗り胡粉を塗り重ねました。
工房では、名古屋節句飾として伝統的工芸品に指定されている技術技法のひとつ、桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔をつくっています。
今日の岡崎はとてもあたたかく、天気の良い一日でしたので、中塗り胡粉を塗り重ねました。
中塗り胡粉は、貝殻の粉と膠(動物から取れるゼラチン)を混ぜ合わせてお顔に塗り重ねていきます。
こちらの中塗り胡粉も、胡粉と膠の分量を見極めることが非常に難しい仕事となっており、塗り重ねることにも技術を必要とします。
きれいになるまで何度も何度も塗り重ねていき、仕上がったら、お顔を彫刻していきます。
江戸時代からの伝統を守っています。
- 投稿日時:2021.1.25 21.10.07 / カテゴリー:人形制作
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