工房では、五月人形の子供大将制作をしています。

今日は、朝から最後の仕上げに塗り重ねる上塗り胡粉を練る作業をしました。

伝統の桐塑頭（とうそがしら）の塗り仕事には、地塗り、中塗り、上塗りとあり、それぞれ何度も塗り重ねるのですが、特に上塗りは最後の仕上げですので、特別な胡粉と膠を使用して練ります。

そして、上澄みだけを抽出していきます。

上澄みを抽出することも経験を必要としますが、塗り重ねることもとても難しい作業となります。

上塗りは、数日寝かせ、使用していきます。

江戸時代からの伝統の技術です。

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