伝統工芸の市松人形をつくっています。お顔の彫刻です。
工房で市松人形のお顔制作です。市松人形の歴史は江戸時代からあり、着せ替えができることも特徴の一つです。
このお人形は、おかっぱ頭で制作する予定です。
今日は、目の彫刻をしました。表情が決まるとても大切な仕事です。
まだまだ完璧には彫っておりませんが、少しずつ表情ができあがってきました。
現代の市松人形の多くは、シリコンの型に石膏を流し込んで制作するため、表情もできあがったままの状態で型抜きがされますが、伝統のお顔は職人が一つ一つ表現しています。
桐の木の粉などを使用した桐塑(とうそ)を使用したお人形は、作り上げるまでに時間は掛かりますが、世界に一つのお人形ができあがります。
- 投稿日時:2021.5.28 19.05.36 / カテゴリー:人形制作
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