昔ながらのひな人形のお顔ができあがりました。江戸時代からの伝統工芸です。
一カ月以上掛けてコツコツ制作してきました、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形です。
江戸時代から変わらない桐の木の粉や貝殻の粉などの自然素材を使用して、当時の技法で制作しています。
全国的にもほとんど制作されていないほど希少なお顔です。
髪の毛をきれいに結って、本日できあがりました。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)に貝殻の粉を膠(ゼラチンのことでニカワと読みます。)で溶いた胡粉を10数回塗り重ねておりますので、キラキラとあたたかくできあがりました。
できあがったお顔は、素敵な衣裳と合わせて、すぐに店内に展示をします。
世界に一つのお顔ですので、衣裳を合わせることもとても楽しいひとときです。
昔ながらの雛人形を大切にする数少ない工房です。
- 投稿日時:2021.11.14 18.43.12 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/28061
登録タグ#