雛人形の手をつくっています。木彫胡粉仕上げ(もくちょうごふんしあげ)です。
雛人形の手をつくっています。
現在、雛人形の手は、雛人形のお顔と同じように初めから終わりまでの工程を日本で制作されることはほとんどありません。
木を削り出し、貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせた胡粉を数回塗り重ねました。
お殿様の手は、笏(しゃく)を持つように加工しています。
細く、長く、きれいな手を表現したいと思っています。
さらに、真ん中の塗り仕事を数回行い、仕上げの上塗り胡粉も塗り重ねて一つ一つ丁寧に制作しています。
江戸時代からの伝統の技術です。
- 投稿日時:2021.12.14 18.49.46 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/28664
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