伝統工芸士のひな頭制作です。目、鼻、口を盛り上げています。
工房での伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔制作です。
お顔のことは、頭(かしら)といいます。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせ練った胡粉を使用して、目、鼻、口を盛り上げていきます。
目、鼻、口は、細い筆の先で胡粉を取り表現していきます。
現代の主流のシリコンの型に石膏を流し込んで作られる石膏頭(せっこうがしら)は型の通りに目、鼻、口は始めから表現された状態ですが、伝統の桐塑頭は、職人がすべて手作業で表現しています。
日本全国でも数える程しか制作されていない希少な雛人形のお顔です。
- 投稿日時:2022.6.09 18.29.14 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/31423
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