江戸時代からの伝統の技術で雛人形のお顔をつくっています。

桐の木の粉や貝殻の粉を使用した全国的にも希少な桐塑頭（とうそがしら）です。

上質な絹毛を植えましたので、髪の毛を結う仕事をしています。

結髪（けっぱつ）の工程です。

かわいいお殿様の雛人形ができあがりました。

胡粉を１０数回塗り重ねて丁寧に仕上げておりますので、とても艶があり、輝いています。

ガラスの目がキラキラとして少しほほ笑んだ、かわいいお顔をしています。

お人形の衣裳と合わせて、今年も新作として飾ることが今から楽しみです。

伝統のお顔は、一年間でもたくさんはできませんが、特別なお顔ができあがっています。

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