龍村美術織物の生地を使用して雛人形を制作しています。
木目込みのひな人形の胴です。
龍村美術織物の生地を使用しています。
とても希少な桐塑頭の雛人形のお顔です。
こんばんは!!
今日の岡崎は一日曇りでしたが、工房での人形制作は順調です。
木目込みの雛人形の胴と、桐塑頭のお顔を作っているところです。
今回の雛人形の胴には、龍村美術織物の糸屋輪宝手(いとやりんぽうて)の生地を使用しています。
糸屋輪宝手の生地は、表と裏の織物が組み合わされて面白い地文が表現されています。糸屋輪宝手の名称は、室町時代の豪商に由来しており、輪宝の形をしたものが糸屋輪宝裂と呼ばれ、茶人に重宝されました。この生地は、その時代の柄行きを縮小させ、色やデザイン、素材を現代によみがえらせたものとなっております。
コロッとしたお姫様と、お殿様がペアの生地でできあがるとかわいくなりそうです。
希少な桐塑頭のお顔も、また新しく出来上がりそうですので、この生地を使用した胴と合わせるのがとても楽しみです。お顔は、古風な柄に合わせるには落ち着いたお顔がいいかなと思うのですが、ボディーの形がかわいいので、目は大きくパッチリと彫らずに落ち着いた表情に仕上げて、全体的にかわいくまとまればいいなと色々と考えたりします。
手作りですのでなかなか進まないですが、完成しましたらまたアップしたいと思っております。
本日もたくさんのご来店誠にありがとうございました。
明日も制作をかんばります。
- 投稿日時:2019.11.24 18.35.03 / カテゴリー:人形制作
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