市松人形に絹の髪の毛を植えました。伝統工芸士の人形制作です。
工房では、伝統工芸士が市松人形のお顔をつくっています。
昔ながらの桐粉や胡粉を使用してつくる市松人形のお顔には、絹でできた髪の毛を植えていきます。
絹糸をクシと鏝(こて)できちんと伸ばしてから糊を付けて植えていきます。
絹毛の量は、多い部分と少ない部分がないように均一に植えていくことに技術が必要で、そうすることによりきれいなおかっぱ頭に仕上げることができます。
毛植えをして、しばらくなじませてからきれいにカットし、伝統の桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)のお顔はできあがります。
- 投稿日時:2022.8.24 14.34.42 / カテゴリー:人形制作
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