江戸時代からのひな人形製作です。胡粉を塗り重ねました。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔をつくっています。
貝殻の粉とゼラチンを混ぜ合わせて、中塗り胡粉を練りました。
貝殻の粉の白色がとてもきれいです。
丸くかわいい雛人形のお顔です。全国でもほとんど制作されていない昔ながらの材料を使用してつくる桐塑頭(とうそがしら)です。
刷毛(はけ)を使用して胡粉を何度も何度も塗り重ねて、なめらかになりました。
塗り重ねた胡粉が一日経って完全に乾燥したら、きれいに磨き上げて、小刀で目、鼻、口を彫刻していきます。
伝統工芸のお顔製作は、繊細な仕事の連続です。
- 投稿日時:2022.11.21 18.28.04 / カテゴリー:人形制作
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