貝殻の粉を使用しています。伝統工芸の雛人形のお顔制作です。
工房では、伝統工芸の雛人形のお顔をつくっています。
桐粉や貝殻の粉を使用しますので、桐塑頭(とうそがしら)と言われており、現在では数える程しか作られていません。
貝殻の粉と天然のゼラチンを混ぜ合わせて、刷毛(はけ)でお顔に塗り重ねています。
桐塑頭のひな人形は、地塗り、中塗り、上塗りとそれそれ何度も何度も胡粉を塗り重ねてきれいに、なめらかに仕上げていきます。
今は中塗りの段階ですが、まだまだ塗り重ねて仕上げていきます。
伝統工芸のお顔は完成するまでには時間も技術も必要ですが、あたたかく味わいのある世界に一つのお顔ができあがります。
- 投稿日時:2022.12.18 21.28.09 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/34752
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