伝統工芸士の市松人形のお顔制作です。地塗り胡粉を塗り重ねました。
工房では、伝統工芸士が江戸時代からの技法で市松人形のお顔を作っています。
貝殻の粉と膠(天然のゼラチン)を混ぜ合わせて、地塗り胡粉(じぬりごふん)を練りました。
分量は、気温により変わりますので、職人の勘だけが頼りです。
地塗り胡粉は、桐塑胡粉仕上げ(とうそごふんしあげ)の初めの塗り仕事です。
刷毛で丁寧に塗り重ねていきます。
地塗り胡粉を塗り重ねました。納得ができるまで塗り重ねます。
ムラなく塗り重ねることが大変技術のいる工程です。
職人は、一つ一つの作品を大切に制作しています。
- 投稿日時:2023.8.10 18.17.05 / カテゴリー:人形制作
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