市松人形が完成しました。伝統工芸士がお顔を作る工房です。
上質な絹毛を植えました。
丁寧にとかした絹の糸の毛先に糊をつけ、市松人形のお顔に植えていきます。
数日掛けて、絹毛がなじんできますので、きれいに切りそろえてお顔は完成します。
江戸時代と変わらない材料と工程により桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)が完成しました。
現代では、ほとんど作られていないほどに貴重なお人形は、お顔だけでなく、手足やボディーも同じ材料と工程により出来上がりますので、大変時間がかかります。
きれいな着物を着せ付け、店頭に並びます。
- 投稿日時:2023.8.31 18.35.02 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/35939
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