職人が伝統工芸で雛人形のお顔をつくっています。
味岡映水作 雛人形 伝統工芸 桐塑頭
古風な表情のお姫様です。
胡粉や膠(にかわ)などの天然素材を使用して伝統工芸で制作したお顔はあたたかさと味わいがあります。
工房でのひな人形のお顔制作です。
最後の仕上げの「上塗り」が終わりましたので、絹毛を植える溝を彫りました。
上塗りを塗り重ねてから小刀で溝を彫るので、絶対に失敗ができない仕事です。
下書きなしで彫ることができるのは、たくさん制作してきたからですね。
あす、眉毛を描いたり生え際を描いたり、筆仕事に入ります。
今日は、天気も午前中は雨が降らなさそうだったので、上塗りの作業もできました。
こどものお顔のおぼこ雛人形です。
夕方には雨になりましたので、午前中の早いうちに終えました。まだまだ何度も塗り重ねないと仕上がりませんが、コツコツ制作していきたいです。
店内では、桐塑頭のひな人形展示中です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2020.1.27 19.20.46 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/7833
登録タグ#