市松人形に耳をつけました。伝統工芸です。
今日の岡崎は、天気も良く暖かい一日でした。
工房では、雛人形や市松人形、木目込み人形も制作しました。
これは、市松人形のお顔の生地です。桐の木の粉と糊を混ぜた生地から作られています。お顔の生地抜きをし乾燥させているときに、ゆがみや、でこぼこができるので全体の形を整え、耳の位置を決めているところです。
耳は、固く練った胡粉で表現をする場合も多いのですが、大きな市松人形は、胡粉で耳を表現するよりも、耳は別で生地抜きをして付けることが多いです。
こちらの市松人形は、8号サイズです。お顔が少し大きなタイプですので、35センチくらいのお人形になります。
次はガラスでできた目を入れていきます。
江戸時代からの伝統技術を守る数少ない工房です。
- 投稿日時:2020.5.19 18.37.55 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/13211
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