伝統のひな人形のお顔をつくっています。小刀で生地削りをしています。
今日も工房では、職人が人形制作をしています。これは、桐塑(とうそ)の雛人形のお顔の生地です。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをし、2週間掛けて乾燥させました。
今年も新作の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形制作が始まりました。
生地抜きの際にできるバリを小刀を使用して削っています。
この仕事は、初歩の初歩なので、実際に見ているととても簡単そうに見えますがやってみると本当に難しくて苦労します。
桐塑頭の雛人形をつくるということは時間も技術も必要ですが、それだけいいお顔ができあがる可能性がとてもある材質です。
やさしいお顔をつくっていけるよう、技術を磨いていきたいです。
- 投稿日時:2020.5.29 18.37.57 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/13795
登録タグ#