伝統の雛人形のお顔ができあがりました。桐塑頭です。
工房では、職人が雛人形のお顔を作っています。
今日の岡崎は、とても暑い一日でしたが、制作は順調で、新しい雛人形のお顔ができあがりました。
おぼこ雛人形という子供のお顔です。
桐の木の粉や貝殻の粉を使用して、一カ月ほど掛けで出来上がる伝統工芸「桐塑頭(とうそがしら)」のお顔です。
何もないところからカタチにするお顔です。
手作りですので、機械のように正確に出来上がるわけではありませんが、正確でないところに、微妙な陰影ができ、それがライトニングによりいろいろな表情を見せてくれる。それが桐塑頭のいいところであり、飽きがこないお顔になるということだと思っています。
素敵な衣装を合わせるのが楽しみですね。
職人が作るここにしかないお顔です。
- 投稿日時:2020.6.02 18.35.25 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/14086
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