伝統工芸のひな人形のお顔をつくっています。中塗り胡粉を塗り重ねました。
伝統工芸のひな人形のお顔制作です。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として、地塗り、中塗りと胡粉を何度も何度も塗り重ねて制作をしてきました。
胡粉をさらに塗り重ねて、中塗りの工程が終わりました。
とてもきれいに仕上がりました。伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の表情は、小刀を使用して一つ一つ手彫りで仕上げていくところが、現代のシリコンの型に石膏を流し込む石膏頭(せっこうがしら)との大きな違いとなっております。
中塗り胡粉が完全に乾燥したら、お顔の彫刻をしていきます。江戸時代からの伝統の技術です。
- 投稿日時:2021.6.03 18.38.42 / カテゴリー:人形制作
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