子供大将のお顔をつくっています。目さらいをしています。
工房での、伝統工芸の子供大将のお顔制作です。
桐の木の粉や胡粉を使用した江戸時代からの桐塑頭(とうそがしら)です。
最後の仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねる仕事が終わりました。
目、鼻、口を彫刻した後に、最後の仕上げの上塗り胡粉を何度も何度も塗り重ねるために、ガラスの目は隠れてしまいます。
そのため、小刀を使用して、ガラスの目の上に乗った胡粉を取り除いていきます。
この仕事は「目さらい」といいます。
鮮明に彫刻していくことにとても技術を必要とします。
伝統工芸を守る工房です。
- 投稿日時:2021.6.29 18.12.12 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/25936
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