雛頭(ひながしら)をつくっています。伝統工芸のお顔です。胡粉を塗りました。
全国的にも珍しい雛人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉などを使用した江戸時代からの伝統工芸です。
ガラスの目を入れましたので、初めの塗り仕事に入ります。
胡粉(貝殻の粉)と膠(にかわ)を混ぜ合わせて、地塗り胡粉を練っています。
胡粉と膠の分量は、季節やその日の温度などにより微妙に調整しておりますが、職人の経験と勘が頼りになります。
地塗り胡粉をハケを使用して塗り重ねました。
お顔の生地にしっかりと塗り重ね、ムラのないよう仕上げていきます。とても技術を必要とする仕事です。
塗り重ねた胡粉が乾燥したらまた塗り重ね、きれいなお顔に近づけていきます。
- 投稿日時:2021.8.28 18.21.14 / カテゴリー:人形制作
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