市松人形の手足をつくっています。地塗り胡粉を塗り重ねました。
工房での伝統工芸の市松人形の手足とボディーの制作です。
桐の木の粉とでんぷんの糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使用しています。
江戸時代からの技術と技法で制作しています。
初めの塗り仕事をするために地塗り胡粉を練りました。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせて作りますが、分量は季節やその日の気温により変わりますので経験が必要です。
膠は天然のゼラチンです。
刷毛(はけ)を使用して、足の生地に塗り重ねました。
こちらは、手の生地に塗り重ねました。
手足に地塗り胡粉を塗り重ねました。
地塗り胡粉は、塗り重ねているときにもどんどん乾燥していきますので、素早くきれいに塗ることに技術を必要とします。
全国的にも珍しい伝統工芸の桐塑の市松人形制作です。
- 投稿日時:2021.9.14 19.09.35 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/27065
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