桐塑のお人形の生地です。材料は桐の木の粉などを使用しています。
江戸時代からの伝統の桐塑頭(とうそがしら)の生地です。
桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをしたものです。
現代の雛人形や五月人形のお顔は、シリコンの型に石膏を流し込んで作るものがほとんどとなっておりますので、桐塑頭は大変希少な作品となっております。
生地の形をきれいに整えたら、ガラスの目を入れ、胡粉を10数回塗り重ねてあたたかなお顔に仕上げていきます。
現代のお顔よりも時間も手間もとても掛かりますが、味わいのある世界に一つのお人形ができあがります。
店内では、伝統のお顔の雛人形や五月人形を展示しております。
- 投稿日時:2022.2.09 22.21.49 / カテゴリー:人形制作
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