人形の耳を表現しています。伝統工芸士の雛人形制作です。
工房では、伝統工芸士がひな人形のお顔をつくっています。
貝殻の粉と膠(にかわ)を混ぜた胡粉で耳を表現しています。
江戸時代から変わらない材料と技術により一つ一つ制作しています。
胡粉を細い筆の先で取り、置いていきます
胡粉を筆で操ることがとても難しい仕事です。
現代の一般的な雛人形のお顔は、シリコンの型に石膏を流し込んで形を表現するために、耳は型の通りに最初から表現されますが、昔ながらの桐塑頭(とうそがしら)はすべて手作業により表現していきます。
職人が時間を掛け世界に一つの作品を表現しています。
- 投稿日時:2022.7.04 18.39.30 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/31815
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