伝統工芸士のひな人形制作です。髪の毛を植えるための溝を彫りました。
昔ながらの桐塑頭(とうそがしら)の雛人形のお顔をつくっています。
仕上げの塗り仕事が終わり、目の上に乗った胡粉をきれいに取り除きましたので。絹毛を植えるための溝を彫りました。
小刀を使用して一つ一つのお顔に溝を彫っていきます。
仕上げが終わった後のお顔に溝を彫っていくため、失敗のできない仕事です。
雛人形のお顔に髪の毛を植えるための溝を彫りました。
一日掛かりの仕事です。
現代の主流のシリコンの型を使用するお顔は、髪の毛を植える溝も型の通りに初めから表現されていますが、江戸時代からの伝統のお顔は、手彫りで表現していきます。
次は、眉毛やまつ毛を描いていきます。
- 投稿日時:2022.8.09 18.19.57 / カテゴリー:人形制作
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