伝統工芸士のひな人形制作です。天然素材を使用した全国でも珍しい桐塑頭(とうそがしら)です。
工房では、桐塑頭(とうそがしら)の雛人形を作っています。
桐の粉に糊を混ぜて練った木のねんどの事を桐塑というため、桐塑のお顔(かしら)で桐塑頭といいます。
桐塑を使用して生地抜きをし、二週間ほどかけて乾燥させた土台を使用しています。
生地抜きをしたお顔の土台は、乾燥させる際にゆがみが発生するため、きれいに形を整えます。
そのあと、ガラスの目を入れていきます。
ガラスの目は、固定した後に仕事を進めていくため、後から目の位置や高さを修正することはできませんので一発勝負となります。
伝統工芸のお顔を制作することは大変難しいため、全国でもほとんど作られていないほどに希少なものとなっております。
- 投稿日時:2023.9.18 18.36.19 / カテゴリー:人形制作
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