かわいい木目込み人形のお雛様をつくっています。雛人形のお顔づくりも順調です。
工房での制作途中のひな人形のお顔です。江戸時代からの桐塑頭です。
胡粉と膠(にかわ)を混ぜて練った中塗り胡粉です。
木目込みのひな人形の胴をつくっています。
こんばんは!!今日の岡崎は、夕方からは冷たい雨になりましたが、工房での雛人形制作はとても順調です。
お顔と、木目込み人形の胴をつくりました。
お顔は地塗りが終わり、真ん中の塗り仕事の「中塗り」を塗り重ねました。中塗りは、ムラにならないように刷毛で塗り重ねます。中塗りは、薄く塗り重ねても厚く塗り重ねてもいけません。
中塗り胡粉は、胡粉と膠を混ぜて練りますが、胡粉と膠の分量がとても大切です。膠が多すぎてもいけませんし、少なすぎるとヒビの原因になってしまうからです。また、にかわは温度の変化にとても左右されますので夏と冬とでも分量は違いますが、量ることはなくすべて職人の勘で決めます。
今日は中塗りを2回塗り重ねましたが、まだまだ塗り重ねていきます。
雛人形の胴の制作もしています。かわいいまるっとした立雛の木目込み人形です。
生地は「かわいい」ということを大切に選びました。これは、岡崎市は「かわいい」ということをテーマにした町だからです。お顔もかわいく制作したいと思っています。
完成しましたら、またアップしたいと思います。
本日もたくさんのご来店誠にありがとうございました。
- 投稿日時:2019.12.22 18.47.58 / カテゴリー:人形制作
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