ひな人形のお顔をつくっています。江戸時代の職人さんの技術を守っています。
工房の様子です。
雛人形のお顔をつくっています。
日本で数人の職人の技術です。
こんばんは!!岡崎は、昨夜はまとまった雨が降っておりましたが、今日はとてもきれいな青空で、さわやかな一日でした。
工房では、また新しい雛人形制作が始まりました。写真は、あらかじめ生地抜きをしていた雛人形のお顔です。桐の木の粉と糊を混ぜて生地抜きをして2週間ほど掛けて完全に乾燥をさせたものです。
現在の雛人形のお顔は、このような制作方法ではなく、シリコンに石膏を流し込んで作る石膏頭が中心となっております。
昔ながらの桐塑頭のお顔は、全体の雛人形のお顔の1パーセント以下となっており、99パーセント以上が石膏(せっこう)かプラスチック、陶器などの材質から作られています。
桐塑頭のお顔ができあがるまでには、時間もかかりますが、昔ながらの材料を使用したぬくもりは桐塑頭にしか表現できないものですので、いつまでも大切にしていきたいです。
このあと、まだまだ表面のでこぼこを直して、ガラスの目を入れていきます。
完成は確実に来年になってしまいますが、コツコツ制作していきたいです。
- 投稿日時:2019.12.23 18.52.30 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/5850
登録タグ#