昔ながらの雛人形のお顔をつくる工房です。
こんばんは!!今日も雛人形の配達に行ってきました。ありがとうございました。
今日も岡崎は少し暖かい一日でした。
工房では、今日も雛人形の頭(かしら)や、市松人形などを昔ながらの桐塑胡粉仕上げ(とうそごふんしあげ)で制作しています。
工房は、店内と通じておりますので、ご来店の際におっしゃっていただけましたら、いつでもご覧になれます。
今日は、雛人形の頭(かしら)に絹毛を植えました。
これは雛人形の頭に植えるための絹毛です。
くしでとかし、伸ばしてから植えていきます。
おぼこ雛人形の頭に絹毛を植えました!!
昨日、小刀で、絹毛を植えるための溝を彫りましたので、今日は、その溝に絹毛を植えていく作業をしました。
絹毛に糊をつけ、彫った溝に植えていくのですが、その際には糊がはみ出さないように、丁寧に仕事を進めていきます。
糊がはみ出し、顔に付いてしまうと、その頭は使えなくなってしまうからです。
糊が乾いたら、髪の毛を結っていきます。
店内では、工房で制作された雛人形を展示しております。
江戸時代の中期ごろに確立された、桐塑胡粉仕上げの雛人形です。
台、屏風から、頭(かしら)まで、いろいろと組み合わせ、お選びいただけます。
桐塑胡粉仕上げの頭はすべてが手づくりです。
そのため同じ頭はありませんので、世界に一つの雛人形をお選びいただけます。
本日もたくさんのご来店誠にありがとうございました。
5月5日までは無休で営業しております。
- 投稿日時:2013.1.31 18.42.06 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/6713