江戸時代の名古屋様式の雛人形です。
こちらは名古屋様式の雛人形の男雛です。男雛と女雛のセットでの修理のご依頼です。
きちんとした記載などがございませんが、おそらく江戸時代の作品だと思います。
お殿様のお顔は鼻とあごを直すことになります。女雛のお顔はかなり全体的な修復となりそうです。
お顔の素材は、弊社の伝統的なつくりと同じ桐の木の粉と糊を混ぜたものを土台として、胡粉を塗り重ねた桐塑頭(とうそがしら)です。
修理や修復が進みましたら過程を載せていきたいと思っておりますが、桐塑頭はほとんどの場合直すことが可能です。
修理、修復が楽しみですね。
- 投稿日時:2021.5.17 19.09.11 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/25340
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