かわいいお顔の雛人形ができあがりました。伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)です。
江戸時代からの伝統工芸でひな人形のお顔をつくっています。
かわいいお顔の「おぼこ雛人形」です。
髪の毛の毛先に糊を付け、丁寧に植えていきます。髪の毛は、絹(シルク)を使用しています。
絹毛を植える際に使用した糊が完全に乾いたので、クシと糸できれいに結っていきます。
きれいに結い終わり、髪飾りを付け、かわいい雛人形のお顔ができあがりました。
「映水作」と名前を入れます。
貝殻の粉を膠(にかわ)でといた胡粉を10数回塗り重ねてあたたかくできあがりました。
現代ではとても希少な桐塑頭(とうそがしら)の雛人形です。
小刀を使用して彫刻をすることにより、世界に一つの表情になりました。
一カ月以上掛け制作してきましたが、職人として、とてもうれしい瞬間です。
- 投稿日時:2021.12.07 18.55.02 / カテゴリー:雛人形
- https://ajioka.net/blog/hinaningyo/28505
登録タグ#