おぼこ雛人形にお化粧をしています。伝統工芸のお顔です。
工房では、江戸時代からの伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)で雛人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉と糊を混ぜた、桐塑(とうそ)を使用しているために、桐塑頭と言われています。近年では、全国的にもとても珍しい昔ながらのお顔です。
今日は、お化粧をしました。
子供のお顔の雛人形ですので、おぼこ雛人形となっております。
お姫様のお顔です。
ほお紅をして、口紅を引き、歯や舌も表現しました。歯は、お歯黒にしています。
一つ一つを職人が表現しているために、細かな部分も作り込むことができます。
やさしいお顔にできあがってきました。
次は絹毛を植えていきます。
- 投稿日時:2021.12.06 19.01.48 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/28479
登録タグ#