きれいなお顔のお雛様です。江戸時代からの伝統技術で制作しています。
味岡映水作 雛人形 姫 桐塑頭
職人が昔ながらの伝統技術で制作した一カ月以上掛け制作したお顔です。
古風で落ち着いたお顔をイメージしました。
天然素材を使用し、すべてが手作りのやさしいお顔です。
味岡映水作 雛人形 殿 桐塑頭
貝殻の粉と膠を混ぜ合わせた胡粉を何度も何度も塗り重ねて仕上げていきますので、きれいなお顔が表現できます。
20年ほど経つと、味わいが出てくるのも「桐塑頭」の特徴の一つです。
こちらは、制作途中の桐塑頭の雛人形のお顔です。
一番初めの塗り仕事の地塗りが終わりました。
まだ表面はザラザラです。でこぼこもきれいにしていきます。生地抜きをした段階で表面をきれいにしてから制作を始めるのが理想です。
明日、天気が良かったら中塗りを塗り重ねる予定です。中塗りは、何度も何度も塗り重ねますので、表面のザラザラもなくなり、きれいになっていきます。
現在、日本で主流の石膏頭(せっこうがしら)はこの地塗り、中塗りの作業などはございませんので、いきなり仕上げができますから、一度に大量に制作することが可能です。
桐塑頭は技術も時間も必要ですが、その分、深く立体的に仕上がります。
本日もたくさんのご来店誠にありがとうございます。
明日も皆様のご来店を心よりお待ちしております。
- 投稿日時:2020.1.13 18.36.12 / カテゴリー:雛人形
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