雛人形の頭にガラスの目を入れました。お顔は桐の木の粉からできています。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)です。
だいぶ秋らしく、朝晩と少し過ごしやすくなってきましたね。
工房では、伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)のお顔をどんどん制作しております。
今日は、お顔の生地抜きもし、ガラスの目も入れました。
完全に乾燥させた桐塑頭の生地です。
お顔の生地は、2週間ほど掛けて乾燥させます。
その後、表面を滑らかにしてガラスの目を入れていきます。
雛人形のお顔にガラスの目を入れています。
こちらは、先日の制作とはまた別のお顔です。いろいろな仕事を並行して、時間のロスを少なくし、なるべく効率よく制作をしていきます。
それでも、すべてが手作りのお顔は、熟練の職人でも数えるほどしか制作することができません。
桐塑頭は、一つ一つ特別に制作をしています。
- 投稿日時:2020.9.11 17.58.28 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/20779
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