雛人形のお顔をつくっています。地塗り胡粉を塗り重ねました。伝統工芸です。
今日の岡崎は一日とても良い天気でしたので、伝統工芸の雛人形のお顔に地塗り胡粉を塗り重ねました。
江戸時代と同じ製法で制作する桐塑頭(とうそがしら)です。
塗り仕事は、湿気の少ない天気の良い日を選んで進めていきます。
貝殻の粉と膠(動物から取れるゼラチン)を混ぜ合わせて、地塗り胡粉を練ります。
分量や濃さは、季節やその日の温度を感じて職人が経験と勘で調合していきます。
桐塑頭の雛人形のお顔に地塗り胡粉を塗り重ねました。
刷毛でムラなく塗り重ねることにも技術を必要とします。
胡粉を何度も塗り重ねることにより、あたたかく感じるお顔を表現していきます。
- 投稿日時:2021.7.10 18.36.04 / カテゴリー:人形制作
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