雛人形のお顔の彫刻をしています。一つ一つを小刀で表現しています。
江戸時代からの伝統工芸の雛人形のお顔制作です。
桐の木の粉と糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使用していることから桐塑頭(とうそがしら)と言われておりますが、全国的にも制作する職人は数人となっておりますので、大変貴重なお顔となっております。
目、鼻、口が表現されていない状態から一つ一つ彫刻していきます。
少しずつ出来上がってきました。
一ミリの違いで表情は大きく異なり、一度彫ってしまうとやり直しができませんのでとても技術を必要とする仕事の一つです。
色々なことを考えないよう自然体で表現することが一番大切ではないかと思っております。
- 投稿日時:2021.7.19 18.39.29 / カテゴリー:人形制作
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