江戸時代からの雛人形制作です。お顔の彫刻をしています。
伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)の雛人形制作です。
真ん中の塗り仕事の中塗り胡粉を塗り重ねる工程が終わりました。8回ほど塗り重ねて、きれいに仕上がりましたので、目、鼻、口を表現する仕事に入りました。
今年の新作として制作した原型を使用した雛人形です。今からどんなお顔ができあがるか楽しみです。
全国的にも希少な伝統工芸のお顔は、現代のシリコンの型を使用する石膏頭(せっこうがしら)のように初めから目、鼻、口は表現されておりませんので、一つ一つのお顔を彫刻していきます。
職人が制作する世界に一つのお顔です。
- 投稿日時:2021.9.07 19.33.29 / カテゴリー:人形制作
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