伝統工芸士のひな人形制作です。雛頭の上塗りをしています。
工房では、職人が江戸時代からの伝統の技術でひな人形のお顔をつくっています。
目、鼻、口を表現しましたので、仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねています。
仕上げの上塗りには、特別な胡粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせて、きれいな部分のみを使用します。
刷毛を使用して一つ一つのお顔に丁寧に塗り重ねていきます。
一度塗り重ね、乾燥させてからまた塗り重ねるという根気のいる仕事です。
ムラなく綺麗に仕上げることはとても難しい仕事です。
100年以上前から変わらない材料と工程を守る数少ない工房です。
- 投稿日時:2022.7.07 18.37.13 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/31882
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