伝統工芸士の五月人形制作です。お顔の生地抜きをしています。
工房では、伝統工芸士が江戸時代からの材料と技法により五月人形のお顔をつくっています。
桐の木の粉としょうふ糊を混ぜ、桐塑(とうそ)を練りました。
伝統工芸のお顔は、桐塑を使用しますので、桐塑頭(とうそがしら)といいます。
桐塑を使用して、五月人形の大将のお顔の生地抜きをしました。
二週間ほど掛けて完全に乾燥させてから次の工程に移ります。
乾燥をさせる際には、お顔の生地にゆがみなどが生じますので、きれいに直すこともとても難しい仕事の一つです。
全国的にも希少な昔ながらのお顔です。
- 投稿日時:2022.7.08 18.32.11 / カテゴリー:五月人形制作
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