桐塑頭のひな人形を作っています。筆を使う繊細な工程です。
工房では、伝統工芸士が江戸時代からの伝統技術で雛人形のお顔を作っています。
筆と墨を使い、眉毛、まつ毛、髪の毛の生え際を表現しています。
お顔には、仕上げの上塗り胡粉を塗り重ねているため、失敗のできない神経を使う仕事となっております。
きれいに一本一本表現していきます。時間も技術も必要です。
さらに口紅を引き、お化粧をし、きれいに磨き上げた後に歯や舌などの細かな部分を作りこんでいきます。
全国的にもほとんど制作されていない桐塑頭(とうそがしら)は、完成までには大変時間が掛かります。
- 投稿日時:2024.8.24 17.38.46 / カテゴリー:人形制作
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