
伝統の日本のお人形です。職人が手作業により表現したかわいい作品です。
工房では、伝統工芸士がかわいいお人形を制作しています。
全国的にも珍しい桐粉や貝殻の粉を使用する江戸時代の技法です。
ガラスの目を使用しています。
胡粉(ごふん)と膠(にかわ)を混ぜ合わせたものを、刷毛を使用して生地に塗り重ねていきます。
地塗り、中塗り、上塗りとそれぞれ何度も何度も塗り重ねて仕上げていきます。
※胡粉・・・貝殻の粉のこと
※膠・・・動物から採れるゼラチン
真ん中の塗り仕事が終わったお顔は、目鼻口と小刀で彫刻して仕上げていきます。
彫刻の後には、仕上げの上塗り胡粉を数回塗り重ねてきれいなお顔になります。
手や足も同じ材料と工程にて仕上げていきます。
出来上がるまでには1か月ほど掛かります。お人形が完成したら、着物を選びます。
伝統の桐塑(とうそ)を使用して作る職人は全国でも数人になりましたが、味岡人形では手作りのあたたかさを大切にしています。
- 投稿日時:2025.10.07 17.55.02 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/38106
登録タグ#