伝統工芸の子供大将のお顔ができあがりました。自然素材を使用しています。
一カ月ほど掛け制作をしてきた伝統工芸の子供大将のお顔ができあがりました。
江戸時代からの伝統のお顔は、現代のお顔のようにシリコンの型に石膏を流し込んで制作するお顔ではなく、職人が一つ一つ表現しています。
目、鼻、口などの高さも、それぞれのお顔に合わせて表現をして、胡粉を塗り重ねて制作をしていきます。
子供大将のお顔なので、雛人形のように白色のお肌ではなく、子供大将らしくすこし肌色に表現します。
職人が小刀を使用して、お顔を表現しておりますので、一つ一つの表情が違う世界に一つの五月人形ができあがります。
まつ毛や眉毛を表現して、きれいに磨き上げます。
お化粧をして、舌などの細かな部分も表現しています。
上質な絹毛を植えて、きれいに結髪(けっぱつ)をしていきます。
味岡映水作の名前を入れ、新作の桐塑頭の子供大将のお顔ができあがりました。
かわいい衣装と合わせることが楽しみです。
- 投稿日時:2020.9.02 16.35.38 / カテゴリー:五月人形
- https://ajioka.net/blog/gogatsu/20572
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