伝統工芸の雛人形のお顔制作です。ガラスの目を入れました。
新しい雛人形のお顔制作が始まりました。
桐の木の粉としょうふ糊を混ぜて、生地抜きをした雛人形のお顔です。
職人が日本で数人の桐塑頭(とうそがしら)の技術で制作しています。
生地抜きをしたお顔は、2週間ほど掛け完全に乾燥させます。
2週間して、完全に乾燥させたら、お顔の生地の変形をきちんと直します。
生地を削ったり、足したりして元の形に戻します。
原形のカタチを把握していないと元に戻せませんので、良い形を頭の中でイメージしています。
お顔の表面がなめらかになったら、ガラスの目を入れます。
ガラスの目は手づくりなので、左右の瞳の大きさが一つ一つ違います。
左右の目をなるべくペアになるように合わせて、目を入れていきます。
先は長いですが、良いお顔ができるよう頑張ります。
- 投稿日時:2020.9.01 18.10.55 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/20551
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