桐塑市松人形のお顔を作っています。中塗り胡粉を塗り重ねています。
工房では、伝統工芸士が市松人形のお顔を作っています。
桐の粉としょうふ糊を混ぜた桐塑(とうそ)を土台として作り上げるため、桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)と呼ばれています。
貝殻の粉と膠(天然のゼラチン)を混ぜ合わせて中塗り胡粉を練りました。
桐塑市松人形のお顔に塗り重ねます。
中塗り胡粉を練りました。
貝殻の粉と膠(にかわ)の分量がとても難しく、伝統工芸士の勘だけが頼りです。
市松人形のお顔に中塗り胡粉を塗り重ねました。
刷毛でムラなく塗り重ねることに大変技術を必要とします。
乾燥させてからまた塗り重ねることを6回から8回ほど行うため、数日かかる仕事です。
江戸時代からの技法を守る数少ない工房です。
- 投稿日時:2023.8.24 18.24.34 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/35885
登録タグ#