ひな人形の目鼻口を彫刻しています。江戸時代からのお顔制作です。
工房では、伝統工芸士が雛人形のお顔を作っています。
全国でもほとんど作られていないほど希少な桐粉や貝殻の粉を使用して作る桐塑頭(とうそがしら)です。
真ん中の塗り仕事の中塗り胡粉を6回から8回ほど塗り重ねてなめらかなお肌に仕上がりました。
次は目鼻口を小刀で彫刻していきます。
現代の主流の一般的な雛人形のお顔は、シリコンの型に石こうを流し込んでお顔の形や目鼻口を表現しています。
伝統のお顔は、職人が小刀を使用して目鼻口を表現していきますので、世界に一つのお顔に仕上がります。
本当に特別な日本の雛人形です。
- 投稿日時:2023.9.23 21.52.30 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/36135
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