鍾馗のお顔です。魔除けの意味がある五月人形です。
味岡映水作 鍾馗 1 伝統工芸 桐塑頭
こちらは、端午の節句に魔除けとして飾られる「鍾馗(しょうき)」のお顔です。
伝統工芸の桐塑頭(とうそがしら)で制作した、希少なお顔です。
血管やシワなどは、特別に胡粉で盛り上げて表現をしています。
力強い表情と、赤いお顔が印象的なお人形です。
味岡映水作 鍾馗2 伝統工芸 桐塑頭
鍾馗は、唐の6代皇帝の玄宗が病気になり、夢の中で小さな鬼がいたずらをしているときに、鍾馗が出てきて鬼を退治し、夢から目覚めた玄宗の病気はすっかり良くなっていたということに由来しているとされています。
日本では、江戸時代頃から、幟旗に鍾馗が描かれ、五月人形としても飾られていました。
現代の端午の節句にも、五月人形や幟旗などで飾られます。
- 投稿日時:2020.8.18 18.05.07 / カテゴリー:五月人形
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