かわいい五月人形をつくっています。伝統のお顔です。
工房では、今日も五月人形の子供大将のお顔をつくっています。
子供大将のお顔を昔ながらの手作りで制作する工房も日本ではもう少ないと思います。
江戸時代の職人さんと同じ材料の桐の木の粉や貝殻の粉を使用しています。
そして、湿気の少ない晴れた日には、はけで胡粉を塗り重ねます。
昨日も塗り重ねましたが、今日も塗り重ねました。胡粉に混ぜる膠(動物の脊髄から採れるゼラチン)は温度により硬くなったり柔らかくなったりとても変化します。今日のように肌寒い日には、塗り仕事も少し難しくなります。
でもきれいに塗り重ねて仕上げていきます。
まだまだ表面はでこぼこですので、きれいにしながら塗り重ねて、また塗り重ねて、毎日少しずつ進み一カ月ほどでお顔は完成します。
伝統を守っています。
- 投稿日時:2020.4.21 19.40.39 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/11064
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