雛人形のお顔制作と手作りの市松人形です。
こんばんは!!
今日の岡崎市は、とても寒い一日でした。手がかじかんで、人形も制作しづらくなってきました。
これは、桐塑頭(とうそがしら)の雛人形の頭(かしら)です。
最後の仕上げの「上塗り」をしました。
上塗り胡粉は最後の仕上げなので、上質な胡粉と膠(にかわ)を使用して練ります。
地塗り、中塗り、上塗りとそれぞれ何度も何度も胡粉を塗り重ねて、江戸時代から変わらない人形制作を続けています。
味岡映水作、8号(約32センチ)桐塑市松人形(とうそいちまつにんぎょう)です。
頭(かしら)、手足、ボディーすべて桐塑胡粉仕上げ(とうそごふんしあげ)です。
着物は、大正時代頃の古布(こふ)を裁断し、プロの和裁士が手縫いで仕上げ、帯も古布から一本で制作し、手結びで一体一体着せつけをしています。
下着もきちんと着せ、足袋も履いています。
おすわりもできます。
職人が制作した世界にひとつの市松人形です。
- 投稿日時:2014.11.13 18.34.13 / カテゴリー:人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/11980
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