子供大将のお顔は胡粉を何度も塗り重ねて仕上げています。伝統工芸です。
上質な貝殻の粉です。
工房では、五月人形の子供大将のお顔も制作しています。
100年以上前から変わらない技術技法でつくる桐塑頭(とうそがしら)です。
江戸時代から伝わる伝統のお顔は、名古屋節句飾として伝統的工芸品のお顔の一つとして経済産業大臣の指定を受けております。
上質な膠(にかわ)です。
桐塑頭のお顔は、上質な胡粉と膠(にかわ)を混ぜ合わせ、上澄みのみを最後の仕上げとして塗り重ねています。
味岡映水作 子供大将 伝統工芸 桐塑頭
地塗り、中塗りと胡粉を塗り重ねて、仕上げには特別な上塗り胡粉を塗り仕上げています。
完成までには10数回は塗り重ねております。
一カ月以上掛け完成するお顔には特別なあたたかさや優しさが表現されています。
伝統のお顔でしか表現できない世界を大切にしています。
店内では五月人形や鯉のぼりも展示しております。
- 投稿日時:2021.3.11 19.11.07 / カテゴリー:五月人形制作
- https://ajioka.net/blog/seisaku/24446
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